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タンブラー持参もコーヒー代の節約になってない?カフェへタンブラーを持って行こうとしている方はご注意を!

私は週に何度か出社前にタリーズやスタバに立ち寄って電子書籍を読んでいます。
朝の出社前って頭が冴えているのではかどるんですよね。
その中で目につくのがタンブラーを持参している方々です。
しかし、これって本当に節約になっているのでしょうか?

カフェでの「マイボトル」 節約にならない?

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Photo by https://hanakomama.jp/topics/37436/

スタバやタリーズといったコーヒーチェーン店はマイボトルに対応しているところが多いですよね。
20円(スタバ、エクセルシオール・カフェなど)〜30円(タリーズ)を割り引いてくれます。
残念ながらコンビニのコーヒーはこちらに対応していません。元から安いのでさらに安くすると採算が厳しいのでしょう。


マイボトルって本当にエコですよね。
紙のコップやプラスチックのコップをマイボトルに置き換えることで省資源につながっていますし、イートインの場合は洗い物の削減にもつながりますから、店舗のコストも削減しています。


しかし、この割引は、我々消費者に貢献していくれているのでしょうか?

マイボトルの金額にご注意を!

まず、マイボトルの金額に注目してみましょう。
Amazonなどでは1500~2000円程度で上質なタンブラーを発売していますが、スターバックスタリーズなどで売られているタンブラーは最低でも3000円はしますよね。

例えばこの1500円の差を埋めようとすると、「モトを取る回数」は2倍違うことになります。
1回の割引30円×50回か、同30円×100回かになります。毎日毎日カフェへ通う方はいいかもしれませんが、なかなか難しいですよね。
コーヒー一杯の値段を安く見積もって300円だとしても100回行けば3万円にも達してしまいます。

節約目的でタンブラーを持ち歩いている方はここの値段の差にも注目しなくてはなりません。
モトを取るということを多くの人が意識していないと言えますよね。
これって節約になっていません。


ある番組で林修さんもこのように発言しています。

「マイボトルを持参することで、一杯あたりの値段が20~30円安くなる。節約はできるけど、一杯30円のコーヒーだとマイボトルが3,000円だとしたらトールサイズを100杯飲まないといけない。

マイボトルはトールサイズに合うようになっているので、普段ショートでいい人もトールを頼むと、30円高くなる。おしゃれとか明確な意図があって高いお金を使って満足感を得ていれば、それでいいと思う。漠然と節約のため…という理由で買うのはバカ」
出典:TBS系バラエティ番組『林先生が驚く初耳学』

いかがでしょうか?
節約しようとタンブラーを買う方も多いですが、この点を見つめ直す必要があると思いませんか?
節約という点も置いておき、自分でタンブラーを洗わなくてはなりませんし、手間なので私はタンブラーを使用していません。

そもそもなぜスターバックスタリーズのロゴにこだわるのかが理解できないタイプなのです。おしゃれではあると思いますが、ロゴが入るだけ値段が倍以上になってしまいます。
性能に関しても専業メーカーには勝てないのでは?

タンブラーのメリットも考えてみよう

ここまでタンブラーはそこまで節約になっていないという持論を述べてきました。
節約目的で購入する人はアホだとも思っています。

しかし、タンブラーの一番の目的はエコ・保温性です。
寒い時期などは暖かいコーヒーをいつまでも飲んでいたいですが、紙コップなどで提供された場合はすぐに冷めてしまいますよね。

高性能のタンブラーであれば半日は保温を約束できます。
朝コーヒーを飲んでから出社したいけど、職場や学校でも暖かいものを飲みたいという方にはかなりいいアイテムだと思います。

節約のためには決しておすすめできませんが、使用用途によってはアリです。
賢く生きていきましょう!