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海外で働きたい方必読!!外資へ現地採用として働くことのメリットとデメリットまとめ

誰でも一度は憧れる海外就職。

活発な雰囲気の中働くことができる東南アジア、おしゃれでゆったりとした雰囲気のヨーロッパ、いつでも世界の中心のアメリカ、どの国で働くかは自分次第ですが、まず、現地採用で行く場合はメリットとデメリットを理解しておきましょう。

以前、東南アジアで働くために、東南アジアに滞在し、現地採用で働かれてる方に色々と取材してきました。
現在、私は病気になり療養のため日本にいますが、また、東南アジアに戻り働こうと思っています。
その中でメリット・デメリット共に見えてきたので、まとめてみたいと思います。

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こちらの記事も合わせて参考にしてください。
https://www.tabiblog.jp/entry/2016/03/19/140740www.tabiblog.jp

現地採用で働くメリット

ボンビーガールでマレーシアの現地採用の方の放送を見るとかなり華やかに見えますが、実際はどうなのでしょう?

給与は自分次第

海外で外資系の企業に現地採用で働く場合、日本の企業と比べて年齢制限なども厳しくありません。
日本の転職サイトをみていると、「若年層育成のため30~35歳以下の方」という条件をよく目にします。
海外では男女や年齢による差別は少ないです。

しかし、圧倒的なスキルを求められます。
あなたを採用するにあたり、国籍などは度外視し、会社としてどの程度利益を生み出せるかを重視します。
実際は日本語を話せる・日本のビジネスマナーを期待しての採用というのも多いそうです。

そして、日本企業とは違って、結果を出した人間にはそのスキルに見合った報酬(給料)を出してくれます。
日本ではボーナスに上乗せといった程度ですね。
もちろん一部の企業はインセンディブとして給与に上乗せしていますが、基本給が上がる方はかなり少数派ではないでしょうか。

キャリアアップ

現地採用組は、結果を残せる人間であれば、年収も大幅に上がるチャンスがあります。

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また、専門スキルを持っている場合は非常に有利になります。

私が知り合った方は、海外の企業を転々としている方で、過去に日本で鉄道の工事(おそらく保線や建築)を担当した経験から、鉄道インフラ整備を行う会社へ転職し、交渉で給与も上がったそうです。

日系企業現地採用経験と、外資企業の現地採用経験を比較すれば、キャリア的には外資系企業への就職の方が,後々転職する時などを考慮すると有利に働きます。

正直、日系企業によってまちまちですが、日系企業の駐在員経験は高評価でも、日系企業現地採用の場合あまり評価されないようです。
駐在員=偉い 現地採用=その他という扱いの日本企業も多いのが現状のようですね。

日本人の少ない職場で働くことができる。

また、コールセンターなどを除けば、日本人と働くことは極めてレアなケースと言えます。

日系企業で働くと、どうしてもサービス残業や休日出社を半強制的に行うことが多いようですね。
日系企業の管理者が基本的に日本人の方ですから。
「海外で働いているんだよね・・・?」としみじみ思うことも少なくないようです。

しかし、外資系企業ではそのような風習がないので、日本の企業文化に馴染めなかった方には、いい職場になるのでではないでしょうか?

プライベートは充実する。

外資系の企業は「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と、しっかりと線引きを行います。

日本の企業で駐在員として海外で働いたりすると、飲み会→接待→飲み会→飲み会→休日接待ゴルフというように、プライベートの時間が無くなってしまう人も多く、日本にいた時よりも拘束時間が長い事もあります。

駐在員は、「給与がいいんだから働け!」という文化がはびこっているそうです。

家族を第一にする文化を持っている国が多いため、飲み会や接待続きの毎日からは解放されるそうです。
もちろん、たまには同僚と飲みに行くこともあるそうですが、日本の会社とは比にならないそうですよ。

現地採用で働くデメリット

現地採用で働くにはもちろんデメリットも多いです。
現地の法人が高い金を払ってローカルではなく、日本人を雇うわけですから、それなりの理由がなければ雇ってはくれません。

採用のハードルが高い

一番の論点は、日本人を採用する理由は何か?という事です。

日系企業との取引での日本人相手のビジネスを求められるパターンと、日本人とか関係なく、スキルを買われて採用されるかの、どちらかのパターンですね。

後者のスキル重視の転職はなかなか難しいです。
建築士や金属加工などの専門的な分野に特化している場合などは採用のチャンスも多いそうです。

実際、求人を見ていても技術系は採用が多いです。

語学力は必須

外国人の中で働こうというわけですので、語学力は必須になります。

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コールセンターや日本食レストラン、日系企業の事務、ホテルの日本人対応部門はこれに該当しませんが、語学力(英語)は必須です。

また、英語圏でない国で就職する場合、ビジネスは英語でも日常会話は現地の言葉と言うところがほとんどです。

なかなか難しいかとは思いますが、ローカルスタッフと働く場合は、距離を縮めるため、現地の言葉も理解しておくことを勧められました。

解雇のリスクがとても高い

外資系企業は、実力主義成果主義の為、日系企業よりも簡単に社員を解雇するそうです。

結果が残せないと年棒が翌年から下がったり、解雇されたりのリスクは常に付きまとうそう。

スポーツ選手と同じと考えれば分かりやすいですね。

また、会社自体の業績悪化によるリストラもかなりドライに実行するようです。
結果だけはしっかり残さないとやっていけません。
日本企業に長く務めている人にはプレッシャーですよね。

欧州系の企業はまだ比較的守ってくれるといいますが、
日本の企業に勤めている時よりは解雇のリスクは上がります。

また、これは「おいおい…」と思ったのですが、知り合いのオーストラリア人はアメリカの企業に在籍している際に、病気になり長期間入院したそうです。

すると「ん〜期間が長すぎる。悪いけど解雇ね。」と、突然契約を切られたそうです。
雇用保険などがどうなっているかは分かりませんが、日本人感覚からすると、ちょっときついですよね。

日本に帰るのが難しい?

また、日本に帰り日系企業で就職したいといった際には、かなり難しいようです。

まず、日本には外資系からの転職組み(日本人)を受け入れる文化風習がないです。
日系企業のルールやマナーがあるため、外資系にどっぷり浸かった人を雇うよりは、日本の会社からの転職組みを雇った方が計算できるからだそうです。
実際私も外資系でセールスマンをしていますが、ずっと外資にいた日本人は大体ネジが外れた人が多いです。

その方の裁量も未知数で測れないから、という理由もあるみたいですが。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
海外現地就職には当然メリットもデメリットも付きまといますが、じぶんにとってのベストな選択は何かということをしっかり検討して決断していきましょう。

もちろん日本の会社員のように厚生年金なんかもあてにならないので、じぶんで貯蓄をしなければなりません。
www.tabiblog.jp

老後のことをある程度計算できるといった面や、終身雇用という文化が残っている(変わってきてますが)といった面では、日本企業も魅力的ですね。