名古屋に住んでいた時代は電車通勤でしたが、そこで必須なのが交通系ICカードです。
名古屋はJR東海が出している『TOICA』と名鉄が出している『manaca』があります。
しかし、この両者のカードは利便性が最低でした。メリットがありません。
その他にも、出張族のマストアイテムの『EX-IC』も少し考えものです。
現金チャージのみの利便性の悪さ
まず、一番最悪なのが、2016年現在でも未だに現金でしかチャージが出来ません。
クレジットカードによるチャージはもちろん不可です。
改札通過時に自動でチャージをする「オートチャージ」にも対応していないため、残高不足になると通勤ラッシュでごった返すなかでも、わざわざチャージ機のほうへ行ってチャージしなければなりません。
定期の方は全然いいのですが、たまにICカードを使う人などは、結構な頻度で改札で弾かれていましたね。
日本でトップクラスの営業規模を誇る鉄道会社のJR東海ですが、こういったところが非常に怠慢だと言わざるをえないです。
JR東日本もJR西日本もオートチャージ対応のICカードがあります。
また、関東圏や近畿圏の私鉄でもオートチャージありのICカーが普及しているので、一歩も二歩も後ろを走っています。
転勤などで名古屋に来た方は予想以上に利便性の悪い交通事情に衝撃を受けていました。
そもそも車両もかなり古いし乗り心地も不評ですしね…。
JR東日本のSuica:オートチャージ等可能
JR西日本のICOCA:現金&カードチャージ可能
JR九州のSUGOCA:オートチャージ等可能
JR北海道のKitaca:現金&カードチャージ可能
JR東海のTOICA:現金チャージのみ
引用クレジットカードの読みもの
ポイント制度も無し
SuicaやICOCA、その他私鉄系のICカードでも、加盟店で支払いにICカードを使うと
ポイントが貯まる制度が用意されているので、たまったポイントをまたチャージして
使うといったことができますが、TOICAには未だにポイント制度がありません。
EX-ICもJR西日本のJ-WEST一択
出張が多い方は新幹線移動がほとんどだと思います。
いまでは新幹線もICカードで「ぴっ」とすれば乗れる時代ですが、
JR東海発行の『EX-IC』も正直利点はありません。
まぁ新幹線のグリーンポイントは貯まるのですが…それだけ。
どうせ新幹線の『EX-IC』を作成するのであれば、
JR西日本発行のJ-WESTカードにしましょう。
JR東海発行の『EX-IC』は東海道〜山陽新幹線をチケットレスで乗車し、
支払額に応じてグリーンポイントがたまるといったものです。
それに対してJR西日本の発行するJ-WESTカードの『EX-IC』は、
東海道〜山陽新幹線のチケットレスならびにポイント獲得のみならず、
『e5489』という在来線特急列車のチケット予約サービスもあるので、
山陽・九州・北陸新幹線や、JR 西日本・JR四国・JR九州エリアの
主な特急列車などをケータイ・パソコンから予約することができます!
また、J-WESTカードの利用金額に応じて、J-WESTポイントがたまります。
たまったJ-WESTポイントは、SMART ICOCAへのチャージや、商品券などに交換が可能となっています。
また、『EX-IC』はJR東海、JR西日本ともに専用のクレジットカードの作成が必須ですが、
JR西日本のものは、OSAKA STATION CITYでの利用でポイント還元されるものや、
ビックカメラと提携していて。利用に応じてビックポイントとJ-WESTポイントが
ダブルで貯まるお得なクレジットカードがあります。
その他にもメリットがあるので下記のリンクをご参照ください。
優待・サービス│J-WESTカード:JRおでかけネット
悲しいかなJR東海のクレジットはこういったメリットがありません。
名古屋駅の真横に大きなビックカメラがあるのに…。
他にも浜松駅、京都駅の横にもビックカメラありますよね。
逆になぜ対応していないのかが気になるところです。